阿武隈川上流 本谷 比較的最近の初入渓だった、1995年7月 魚の情報 は知らぬまま白河高原へ。 289号線は甲子峠で途切れており、急坂を降りると渓 添いの旧道に出て降りたところに一軒宿の温泉大黒屋 があった。 とりあえず下流へ下がって竿を出したが全くアタリ無し、 お魚さんは居ないのかしらん?と心配になる。 川虫は居るのを確認して釣りあがるが、昼になってしま った。 |
待望の1尾がきたのは昼食後、ここに居なかったら止め て帰ろうと思った堰堤下での一投目に掛かった。 七寸強だが良く肥えたイワナが嬉しい、諦めかけたとこ ろだからとにかく嬉しかった。 そこから少し登ると大物が居そうな渓相にわくわくするが アタリは無く、大きな堰堤を越えると緩やかな流れになる 。 ![]() 上を急ぎ渓相が良くなると暫くで出会うのが雌(め)滝だ が均整のとれた素晴らしい滝である、そしてそのすぐ上 流に倍以上の落差で豪快に飛沫を飛ばす雄滝が控えて いる。 滝までの間に1尾と雄滝の手前で1尾、いずれも七寸サ イズを釣ってそれで上機嫌だ。 なにしろ居ないかも?と諦めかけたのだから、考えような のですよね。 (翌年は雄滝の壺でイワナ2匹が釣れた) ![]() 雌滝 ![]() 雄滝 帰りは雌滝から道路まで40分位、ブナが茂った明るく気 分の良い渓流だ。大黒屋の温泉に浸かってから帰ったせ いか、とても印象の良い心和む釣り旅でした。 ある時、TV番組で女優二人が地元の人(?)の案内で雌 滝を目指していた。それによると道路から雌滝まで険しい 道を約二時間?*?、やっとたどり着いた、と。 実際は女性でも1時間弱のはずなのに。。 ![]() さらに気になったのは旅の紀行番組にもかかわらず、そ この温泉には何一つ触れずに終わってしまった事。 なんで・か!?。 白河からの289号線は新甲子から幾つかのトンネル を 削りながら真っ直ぐに伸びているが、奥甲子でブッツリ 途切れている。 その様子からこの新道は、始めから会津へ抜ける予定 で作られた事がわかる。 日記の中でも触れているが、奥甲子の温泉「大黒屋」で は白河高原「最奥の温泉」をうたっており、それを守るた めに会津への開通工事を反対していた。 今年2001年に会津側の観音川での大規模な林道工事 を確認、その後に行った奥甲子では本流をまたぐ橋の 工事が始まっていた。 ![]() これはデジカメ、他はアナ亀の紙焼をデジカメ 道路の利便とは裏腹に観音川の岩魚はほとんど見込み が無くなったと思われ、渓流ファンとしては温泉旅館と一 緒に「開通反対」を願っていたのだが。 随想記メニュー |