四、釣り場選びとポイント

釣り場
当初は釣り雑誌が頼りでした、しかしほとんど期待は裏切られ
「渓流の記事は読み物なのだ」と理解する事にした。それから
は地図だけで探し出す事にしている。
自分なりに地図を読んでいると、これが楽しくて、すでに釣りが
始まっているのです。


追記(2003/4)
上記は掲載当初に書いたもので基本的に変わりは無いのです
が、数年前から古本屋などで物色する様になっています。
釣りを始めた1975年の頃は「釣り人」「釣りマガジン」くらいしか
無く、ライターも少なかったのでしょう。

10年前位からでしょうかフライFが盛んになり、アウトドア−熱
も盛り上がって関連の本や雑誌も良いものが出版されている事
に気が付きました。
又、渓流関係の物は写真を見るだけでもたまらない魅力があり
ますし、古い記事の中から知らない釣り場を発見する事がある
ものです。

しかし基本は地図です、そしてボ覚悟での探索、これに勝るもの
は無いでしょう。

ポイント

まず、釣り人の入らない場所をいかに見つけるか、渓流釣りで
はこれが最大のポイントです。人が入らない岩魚の居る場所を
見つければ、誰にでも釣れるものです。当たり前/*

変更(2012/4)
決まったポイントなどは無い、と考えた
方がよいでしょう。
先ずは時期、そして水量、さらに天候、それぞれで魚の付き場
は変わるもの。
岩魚とヤマメで違うのはもちろんです、岩魚は流れの無いような
場所にも居るのだから。

           

つり方のポイント?
回数と様々な場所をこなして自然に身に付くものがあり、それが
自分なりのテクニックということになるでしょう。
テンカラの場合はフライほどに毛鉤の大きさにバリエイションを
持たせないのですが、色や形での変化はあった方がよいようで
す。
色の違う毛鉤に替えて釣れることは結構有るものです。

沈めぎみで釣る場合も結構ありますが、ドライイの浮かせだけ
に限るよりも確立が上がるのは確かでしょう。但しニンフタイプ
に付け替えるのではなく、浮力を失った毛鉤をそのま使う場合
が多いのですが。横着*/
勿論その後に静かなポイントに出たら浮く毛鉤に替えます、浮
かせた毛ばりにカポ!っとくる瞬間がたまらないですね。

結局は
たいしたことは書いていないのですが、「釣れて良し 釣れなく
て良し 渓流は」 と気ままに楽しむのが私のもっとうなのです。

そもそも渓流釣りは様々ですが、特にテンカラの技法は一人一
技と言われるほど其々が工夫したり勝手に試したり。考えてみ
れば釣り場や渓流の状況や、更に季節も水況も同じ条件はあ
りえない。
更に同じ魚は二匹と居ないのだ、それをいかに釣るかで様々な
技法が生まれるのでしょう。
                  1999

1、竿とライン

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