2010年6月02日(10回目) 鬼怒川水系、S沢そして三ノ沢へ
写真はExifデータ付き、時間経過もお楽しみ

もちろん気になっているのは三ノ沢の、あの大物らしきだが午後の方が
良いのではないだろうか。朝は居なかったのに引き上げる時に大物が
出てきていた、って事も結構あるし。
ッでまずは前回の予定だった、雨で中止したS沢へ向かう事に。

S沢でも昨年に大物と遭遇している、目が合ってしまったのだ。
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青い空と白い雲と新緑                         泥は流れたようだ
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増水が心配だったが平水である、ここに入るのは年に一回だから本との
ところは分かんないのだけど。

昨年驚かされた茶色の砂泥は泥が大分流されているが、砂は残ってい
て浅くなっている。初めて入ったときに大物が居た落ち込みはすっかり浅
くなって、メダカもおりゃせんです。
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お目当ての大物ポイント、・・・浅くなって、潜んでいたエグレはよけいに
砂が溜まってしまって。*/メダカも・・・
すると残るは昨年に26cmを釣った細長ポイントとなる、浅場はとばして
なるべく深みをてんからりん。掛かってくるのはイワナ未満ばかり。

昼前に退渓地点に届いてしまった。
午後からが本命だかそれもよかろう、珍しく車でのランチタイムとなる。
鳩山退陣のニュースを聞きながら。


 


午後、前回の三ノ沢へ


渓の入り口付近に車が一台止まっていた、釣りかどうかは分からない。

さて支度、とっとっと竿が無い、S沢の車止めに置いてきたのだろう。
慌てて戻る、あせって戻る、予備竿はあるが使い慣れた竿は命の次
なのであるから。
車止めに・無い・・拾われた?、そうだ戻る途中に林道で一休みしたの
を思い出した。ありました、お騒がせいたしました。

おっとり刀で三ノ沢。
目指すは一箇所なのだから今更慌てる事は無い、なのになんだか前
のめりである。

 
チイサイズ、ワナ、イワナ

それでも良さそうなポイントを見るともしやって気になるもんです、前回
に引き上げの時に良いサイズが走った場所。そっとうかがうと岩魚が
居るですね、竿を伸ばす・サーっと逃げた。

それでも時々釣れてくる、チビ・ワナ・イワナ。

    

標高を見るとそろそろ大物ポイントだ、そうだあそこだ。ハリスと毛鉤を
新しい物に交換する。そんな用心の良さが功を奏した事があっただろう
か、覚えていない。

果たして姿を見せなかった場合だが、バラシのせいで隠れたままか、
釣られてしまったのかが分からない。するとまた何日か後に訪れる事
になるに違いない、困ったもんだ。いやそれも楽しいか。

4日前と同じ水面に毛鉤を落とす、・・・・・。

何事も起こらない・・・・駄目か。

狭い水面が何かでいっぱいになる、ブワっと出たのだ。


これです
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強く合わせる、ガツっと掛かる。
そのまま抜き上げた、重い。
左手に用意しておいたタモで受ける、でかいぞ尺以上と確信する。

4日間のあいだ頭の中を巡ったドラマが現実になった、こんな事は
滅多にあるものでは無い。
胸のドキドキも無理のないところだ、高血圧性でなくて良かった。
小さな沢の主と言うべき尺上、「しゃっかみ」であるが尺神とさへ
称し奉る33cm。
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とても嬉しい劇的な一日となった、引き上げにはどんなポイントも
釣り損ないも気にならず、ふんわりした気分で降りてきた。ひょっと
して来年も逢えるだろうか。

次なる目標は昨年のへずり沢で遭遇した大物、そのことは日記に
は書いていない。*/内緒だな
しかし一年ぶりでは無理な話に違いないが、ツキが有るかも?。
いやいや、この余韻を楽しんで少し釣りをお休みしてはどうだろう。

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