2009年8月27日(19回目) 一年ぶりの那珂川D沢、一匹目が

これが本日の一匹目なのであります、なのでもったいぶらずにドーン
と貼り付けました。実際は2匹をバラシたあとで今日は付いてない"と
嘆いた後での32cm、今日は付いてる!。

夏の雨が長引いてしまい予定道理に行けてない、今年は膝など体力
が万全ではないから今日は浮気を起こさずにC沢だけに的を絞ること
としましょうと。
少し前から涼しい日があって山からは秋の気配が、とニュースが尚さ
ら季節を早めているような。ん・確かにこの朝は随分と涼しい、出発が
24℃で車止めが18℃だもの。


6時前に駐車場所に着くと車が先着していた、脇にテントが張ってあ
ったからまだ就寝中かも知れない。そそくさと支度して6時丁度に歩
き始める、曇り空の間から青空が見えて気分は良好です。

ほどほど歩いて上流の釣り場に到着、水量は幾らか多いかもだが
辺りに荒れた形跡はない。下流部には土着ずれがあって、大雨の
傷が心配だったから。
ただし良い型の岩魚を釣った事があるポイントは埋まって浅くなって
、お魚さんの居ない瀬になってしまって。

 
これで帰っちゃう? これはExifデータ付き

その先のポイントで巧いこと引き出した黒岩魚、しかし掛かりが浅くて
バレテしまった。次も同じようなバラシ、これで終わったらどないしよっ
。がっかりしている遠目の視線に黒く揺らめくもの・・・、岩魚。

流れの向こう側、浅く緩い流れの三角に黒い岩魚がゆっくりと周回し
ている、尺あるかも。手前の岩に隠れながら竿を伸ばす、一回は気が
付いたのかどうか知らぬふり。さらに手を伸ばして2回目は毛鉤を追っ
たが喰わない、毛鉤が流れ去る・寸前に・パコ!!。。
ギュンギュン〜〜、この手応えがたまらない。
.

岩魚が鳴くのだ!
.
もしも、だけれどもしも「尺岩魚を釣ったら、そこで引き上げよう」と思って
いた。いつも、何となくではあるけれどそういう風な心持があると思う。
だけど、たいていは何匹か釣れてから終わりの方に尺が、がそのシナリ
オでしょう。

写真に撮れる最初の岩魚が尺上、・・・・これで本日御仕舞い?。
32cm一匹だけの渓流日記、ってどうだろか、それも面白いと言えるか
な・・。いやはやそこは、これで何時でも引き上げられるのだと気楽に考
えましょう。

 
ワナとイワナ

どんなのでもいいから何匹か釣って、区切りがついたら終わりにしましょ
う。それには区切りには漢字サイズが来たら、絶好の引き上げタイミング
なんだけど。

ワナサイズとイワナサイズが釣れてきた、細かいはっきりした白点が美し
い。
それにしても足跡がくっきりしている、そしてヤブには踏み跡がハッキリと
草を削っている。もうここも穴場的な所ではなくなってしまっているのだ。

巻き返しの流れがへち際を4ゆっくりと、そこへ毛鉤を乗せるように
・・・。岩影に見えなくなるのでもう一度、と仕掛けを引いた瞬間ジャ
ポン!!。
襲い掛かる様に飛びついた、こんな喰い方も珍しい。

明らかに漢字サイズ、尾びれの大きな素晴らしい魚体だった。区
切りとするにはもってこい、この先も有望だが楽しめて納得できれ
ばそれ以上に場を荒らす事もないだろう。
.

尾びれのおおきさに感嘆
.
時間にも気持ちにも余裕があるからのんびりと、口笛なんかも吹いた
りして下る。朝には出なかったが居ない訳ないようなP、ポンと毛鉤を
打ち込む。白い泡の下から真っ黒なのがシューっと浮かび上がった、
やっぱり居るじゃんか黒ワナ。

何時も花は無いかと気にしないように気にかけて、今回唯一真っ青な
丸い花はミヤマトリカブト。ヨメナの類だけは別にして。
.
 
居るはずだよ                             根に毒
.
このところやっと天候が安定して渓流日和、次の行き先はもう
決めている。他に大物を釣りそこなっている渓とか、積りがあっ
て行けてない鬼怒のA沢とかもどり沢もあるのだけれど。
あと何回行けるだろう。
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