下流にもほどがある、ザラ場

2009年8月20日(18回目) 新規T沢と9年ぶりのU沢、那珂川支流

今回は那珂川の支流へ、鬼怒川方面が3回続いたから、って訳でも
ないけれどこっちも開拓しなくっちゃ。

新規のT沢
勝手なもんで自分が行っていない川は何となく「穴場かも」、と期待
が膨らんでしまうのですが。そんなことよりまずい雑炊がたっぷりと、
岸の草がべちゃーっと寝てるので判る。

渕や深みの瀬尻にはお魚さんが居るのだが、この増水なのに遠目
からの一振りで走って逃げるのだ。下流はかなりスレちゃって。


堰堤を越えて次なる堰堤が、そしてその先にも

普通のポイントはあふれてつぶれてしまってる、深みのトロは渦巻いて
反応無し。増水が治まれば少しは違うのか、今時ならもっと上流が狙い
とも思われるがまた来るにしても来年だな。

次なる小沢、名前も無い
沢というほどの形態を僅かしか構成しておりゃせん、けんど流れの中に
フワッと動くものを見てしまった。一箇所だけのプールになんとイワナも
岩魚もおらしゃる、本流から登るのだろうか。


もっと大きいのを2匹バラした

回り込んでそっとそっと接近するが端からイワナが逃げた、しばらくじっと
しておじさんんが来たのを忘れてもらおう。暫くするとイワナが、ばかりか
岩魚も現れた、五匹くらいは居るのだ。
しかし用心してチョイ食いだ、こんな小沢にしては良いサイズが2匹もバ
レてしまった。ん〜
結局はワナサイズが2匹、でもよく釣ったもんだと納得して放流する。
まだ昼だから次へ行きましょう。

3番目、U沢
わりと近くにある沢に向かう、9年も前に入ったがイワナが僅かに居るの
を確認しただけで終わっている。そのせいか近くに来ても入ることは無か
った、水が綺麗な渓であるのは覚えていた。
ボケた記憶をたどって入渓路を探すボケおじさん、どうにか渓に出たが記
憶よりも難儀だわ。しかし素晴らしい流れを目の前にして、釣れようが釣
れまいが来るべきだったと後悔するほどに。


水が綺麗過ぎて深さが分からない

最初のポイントから岩魚が追って出た、っが毛鉤を見送るおくゆかしくも
素晴らしく綺麗な姿態。あんなの釣れたらなァ・・・。
ここも記憶よりは増水しているようだが、今日はここの初イワナにお目に
掛かりたい。きっと綺麗なお魚さんに違いなかろう。

一時間弱で願いは叶った、というには小さいズ・ワナサイズ。それでもお
目出度い初イワナに相違なし。

次もワナサイズだが釣れないよりはね、3匹目はいくらか大きくなっても
18cmか。居るにはいるけんど大きいのは居ないみたいな。


少しずつは大きくなってはいるのかな

流れの石が黄色い所と黒っぽい所があって、釣れたイワナがそれに合
わせて金色だったり黒っぽかったりしてる。良くあることだがこの五匹
の画像がきちんと背景と同化しております、偶然か。
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水もイワナも綺麗さはとってもとっても
.

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珍しく堰堤下のプールで良型を見たが、透明なせいかとんでもなくス
レていてそっと覗いただけで逃げてしまう。しかしお魚さんが居ること
は、とってもとっても喜ばしい事だかんね。

そろそろ終点が近いかな、と考えたときに踏み跡が登っているのを見
つけてそれに従う。4時、狭い林道に出る。
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石の色と同じ色をしているような                きゃあいいニンジン
.
小型ばかりで終わったがそれなりに楽しめた、来年に繋がる発見もあ
ったと思う。ン・・来年も渓流やらしておくんなさい、カメラも新調したの
だし。
そのPENTAXの2回目、使い勝手も良いし写りも結構いいみたい。

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