2009年6月20日(12回目) 鬼怒川支流、新規のH沢

前回先着が居てあきらめた新規の八ノ沢、車が止まっていたという
事はイワナが居るのだろうから、ドキドキ感が薄らいでしまった。けど
それでやめちゃうって訳にはいけんぞな、初めての沢がどんな床だ
かやっぱり楽しみに違いないだがやん。

今回は油断なく6時に到着した、車止にはタバコの吸殻がひとつ。
こんな空気の澄んだ世界に入っても煙が手放せない、可哀想な釣り
人だ。*/5年前まで吸ってたやん


一番乗りだじょー

金・土だけが僅かながら晴れマークだったが、金は生憎と歯医者に
予約が入っていたので土曜の釣りになった。おかげで昨日のと思わ
れる足跡が3人分くらいも入渓箇所にぐっきりと、なーんだ結構人が
来るんだがや。

雨が降った筈だが流れは細い、それでも初回の渓では好い思い出
がかなりあるからひっそり期待を秘めて希望と願望おさめている、
らしい。


提上はザラ場                              とりあえず

流れに目をこらしながら歩いてゆく、時々はてんからりんと振って見
るが何事もなし。しばらくで古い取水提にぶち当たる、山道が切られ
ていたのはこれの為だったのだ。
上に出るとザラ場で流れは一旦さらに弱くなる、これは仕方ない。

石ころが大きくなったところで深みを見つけて毛鉤を打つ、釣れた。
15cmくらいのイワナ未満、ワナ君でありました。


絶好ポイントに見えて                    同じサイズだな

これひとつで終わるんだったらいっそつれない方がいいかも、なんぞと
罰当たりなことを、思わぬことをつぶやき志郎。いかん*/
小さな深みでも好Pに見えてくる、そこでチャポ!っと15cm。

次に派手なアクションできました、8cm?。
お次にきたのが9cm。
またカポ!っとライズして空を舞った、9cm。

んー居ない訳」ではないんだけんど。


居ることは居るけんど

いかにもポイントに出た、イメージ通りに流れた毛鉤に予感の通りに
ライズ!、ピっと合わせる。
ピシ!、切れた。
ハリスがラインの結び目でブレイク、一番の大物。。
っても20cmくらいだろうけど、ここでは大物なんだがや。

床が滑ぎみな川だと思っていたが、本格的に滑床になった。


滑床                              が終わった

その滑床が終わると思いきや終わらない、500m?んにゃ1kmも
滑通してすっかり滑められたもんだ。舐めんなよ*/
滑が終わって落差が出た頃には、すっかりさっぱり水量減なりのチ
ョロチョロになって、ここらで勘弁ね。

しかしまだ昼、途中の支流へ入ってみましょう。
ランチを済ませて30分下って二股へ、支流へ入るがこちらはすぐに
滑滝だ。


こちらは支流

とにかく登ってみましょうか、滑の途中に丸い釜があって居るな
らここしかない。てんからりん・・・ふっと浮かんだお魚さん。
意外に良い型だ。

とたんに気が入って身をかがめ、ザックにしまったタモを取り出
す。もう一度・・・出た!掛かったが最初に出たのとは違う。
大きい方はスレておらっしゃる、それでも今日初の20cmクラス
なのでした。

 これが一番                           これが最後
.
少し登ると滑が終わって、岩陰から引き出したイワナが又も
15cm。
ここでびっくり、地元のおじさん(お前もだ)と遭遇した。「山が
荒れてしもうたから・・・昔はいかったがの・・・」と実感がこもっ
たお話でした。
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