2009年5月20日(8回目) あの岩魚に逢いたくて

このあいだの事、ガツン!っと当たって合わせる間もなく空振りした
大物らしき釣りそこない事件。寝ても覚めてもあのガツン!が忘れ
られずに、あらぬ想像があらぬ妄想に膨らんで居ても経ってもいら
れないのでありました。*/大袈裟〜

行きたい川は様々あるけれど、あのガツン!の正体の確かめ隊を
結成の隊長さん就任。*/ひとりでね


清々しき、ススキは昨年の残り物だね

大物の場合は、毛鉤がその上あごに当たってしまうと刺さらない事
があるが、それらしい経験が何度かある。
そうだとするとかなりの大物に違いない。それと軽くしか咥えてい
ないのでもある、すれて用心深いのだ。

昔の餌釣りの頃にも経験している事を思い出した、中流域での大
物の釣りそこない。あれは山女魚だったかも知れない、流真にそ
わせて流すとクンっと軽く当たるが掛からない。何度やっても餌が
取られるだけで、大きな黒い影が揺らめいては消えるのだった。


ここにもおらんぞ

それに似たような食い損ないには黒い小型の毛鉤が有効だ、今回
もそれように巻いてきている。それとアプローチに注意しなければな
らない、静かな流れの場合は特に慎重に行動しないとね。

アプローチ・接近方向・ラインの選択・毛鉤の選択、準備万端でポイ
ントを目指すのであります。掛かったとき、どんな引きをするのだろ
うかとわくわくしながら。


別のが居てくれて8寸、漢字で書けないけど

しかし肝心の岩魚はまだ居るのだろうか、あの場所の静かな様子か
らは釣られずに残っているように思えるのだ。苦労して流れに出てみ
ると増水している、2日くらい前に雨が降ったのは知っていたが予想
以上の増水だ。
そして案外新しい足跡を発見してしまった。

もしもあれを釣られてしまっていたら他には居ないだろう、岩魚ポイン
トがいくらでもある渓相だが何故かイワナは少ないのだ。ボーズ覚悟
なのだ。


一寸小ぶりになったけどもうひとつ

10時、あのポイントが見えてきたが、流れが強くて見間違うところ
だった。小さな落ち込みだと覚えていたが、なんの真っ白い飛まつ
をたてて小滝のように。
ザックを降ろして竿とタモを用意、仕掛けをセットして横から下手へ
回り込む。
かがんだまま頭を低く、ポトリと毛鉤を落す。・・・・
じっとそのまま。・・・・

少し奥へ狙いを変えて。・・・・
そのまま我慢、・・・・出ない。

でもがっかりなんかしない、これも渓流釣り、岩魚釣りなのだだか
んね。
しかしながら居ません、2時間経過しても何事も起こらない。っがそ
のとき、いかにも岩魚が好みそうなトロ場に魚影発見。静かに接近
して毛鉤を水面へ。
出た、合わせた、空振り〜〜。


此処までにしておくんなさい

全く居ないってわけでもない、気を取りなおして、てんからりん。
遂に掛かった8寸イワナ。そして滝の壷の流れ出しで2匹目七寸、
ここではこれで上々なんだよ。

さて話は前後してしまうが、ガツン!ポイントをさがして変なところで
岩魚発見。こちらが気が付いたのは、ゆらりと隠れるところだった。
かなりの大きさだった、1時間して見に行ったが出てこない。またも
宿題を残してしまったのでした。


この急坂なんだから
.
だけどね、ちょっくら行ける場所ではござんせん。それこそあんな
場所だから来シーズンでも居てくれるのではないか、っと今のと
ころ楽観的に考えておるのです。・・・が。。
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