2009年5月9日(6回目) 鬼怒川滝の谷

前回は納得のつれ方と尺上に気を良くして、直ぐにでも次の渓流
へ気が向かっていたが、お天気がね〜。やっと晴れが確約されて
出かけたのは11日目、栃木は茨城ほど降らなかったらしいから
行けばよかったのに。

現場に行くと入渓近くに車が止まっていた、そうだ今日は土曜日
だもんね。一応川へ降りて上流へ向かい様子を伺うと、おらっしゃ
いましたフライマンらしき後ろ姿♪は他人でも〜回れ右。。


最初の狙いは先行者で撤退

となると求むべき釣り場は一箇所となる、昨年は地図に無い滝ま
でで退散したあの滝の谷だ。引き返したた上の滝もだが途中の滝
も結構手ごわいのが気になる、しかし時間もないしこの辺りで遊ぶ
しかない。

車を移動するがまたも先客で一台は山菜採りだが、もう一台は釣
りなのかどうなのか?。

竿を出さずに登って行くと最初の通らずに、ああ悲しき先行者がお
わす、もう一台は釣りだったんだ。


減水ぎみでニゴリぎみ

がっかりだがその釣り人は通らずを巻かずに支流を探っている、
巻き道を知らないのか行く気がないか。そして暫くして釣り人が
見えなくなった、そこでちょっと危ない巻きから上流へ入る。

なにごとも無く途中の滝に届いてしまった。
そういえば昨年も滝まではまったく駄目だった、この危険な滝の
上からがここの本命には違いない。

それでもお魚さんの挨拶が無い、始めてから3時間もなるのに、
いまだ釣れないのはどないなことだろう。


滝の上から落ち口を                   やっとこ釣れました

ランチを我慢しつつ12:40分にやっと掛かった、20cm程度だが
最初の一匹というのは兎に角嬉しい。さて昼飯だがこのときある歌
が脳裏をかすめた、「うちの旦那はグアテマラ生まれ〜蚊に効く・♪」
「素敵な唄ねェ」(小池栄子チャン)*/

少し上流、落ち込み中へ何処ともなく投げ入れた毛鉤がジャポっと
消えて一発で掛かる。簡単に釣れるときはまったく簡単、かんたんす
るか・感嘆。


へんてつ無い落ち込み             茶に白パラシュートタイプ

気分を良くして進むと流れの深い位置にイワナ発見、揺らめきなが
ら捕食している。浮いてくるだろうか。
2回のキャストに無反応だった。
3回目のキャストで流れる毛鉤を追ったが追いつかず、それでも食
い筋があるのだろう。同じ筋へ・・・ヒューと浮いてパコ!、キター!。

魚の俊敏な動き、そうさせたかも知れない自作の毛鉤と狙いのキャ
スト、実に楽しい。
「いい釣りねェ」、小池栄子チャンにそう言って欲しい。*/


ここは白花えんれいそう                  黒毛に白パラシュート

他にワナサイズを2匹釣ったが本日漢字サイズは無し、それでも素
晴らしいイワナのアタックが見れて楽しかった。

そしてあの滝にぶちあたる、昨年は長靴だったから諦めたのだが
今日はフエルトシューズタイプ(と言ってもあの安物だが)だから何
とか越える気だ。そうしないとあの危険な滝の巻きを降りなくては
ならない、想像しただけで足元が涼しくなる。

いやはやリハビリ中には厳しい行程だった、いやまだこの先の尾
根への取り付きと戻り道のしんどい事。


フデリンドウに逢うのは2度目                今回は越えました

実は大物らしき当たりが一度あった、暫く気配が無いので漫然
と投げ入れてよそ見してしまったその時。ガツン!っといきなり
引っ張られ、反射的に合わせたが手応えだけが空を舞った。
これは忘れる訳には遺憾、リベンジが果たせるか報告が出来
るだろうか、果たして。
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