2008年(25回目)9月9日 鬼怒川水系N沢、竹ダモ。

前回は雨にたたられて二週間ぶりに出かけたが、ど処も
かしこも増水のあらしで日記はノーカンにしてしまった。那
須の大水を見て鬼怒川へ移動、N沢で竿を出したが何事
も無く終了したのだからして。(ブログにチョコっと)

今回も那須へ向かった、増水の引き際が良いかも知れな
い大物狙いなのであります。ところが事件発覚、コンビニ
でザックを開けるとタモが無い、手製の竹ダモ(フライで言
うところのランディングネット)が消えている。
勿論車内を探したが見つからない、となるとN沢に忘れた
事になる。


ポイントが現れてはいる
.
タモ無しで大物狙いの那珂川水系の渓へ入る訳にはイカ
ンゼヨ、だって狙っているのだからん。ならば無いとは思う
がN沢へ、我竹ダモを探しに行かねばならぬ。

場所変更で7時を回ってしまったが、カラッとした青空がな
んとも気持ち良い。しかし車を降りると寒さに驚く、季節の
移り変わりを肌で感じる夏の終わりなるかな。

30分くらい渓沿いを巻いてから竿を出す、倍とも思えた増
水は3割位は引いているようだ。


20cmにいたらない

.小さなポイントで

イワナが釣りたいのは勿論だがタモを探すのが主な目的で
あり、何にかしらいつもと違う釣りである。かぶっていたポイ
ントも現れて釣れそうだが、1時間以上何事もおこらない。
っと思ったその時小さなポイントで20cm弱のワナ君が掛か
った、取りあえず良かった、またノーカンでは話にならないか
ら。

前回・前々回ともに漢字で書けるかと思える岩魚が潜む流
れの脇、タモを置き忘れた可能性の一箇所だが残念タモは
見当たらない。
ここの岩魚はハリスを細くして慎重に狙いたい、0.8にして
静かに降り込むと小さいのが走って来て毛鉤を突付いて逃
げてった。岩魚は釣られちゃったのか・・・。


前回・前々回と良いのが・・・
.

それから30分で二匹目が掛かったが手元でバレテしまった
、でも同じポイントの上手でもうひとつが釣れたワナ。

もう一箇所置き忘れの可能性がある場所、そこも前回はかな
りのサイズが居たのだが、岩魚も竹ダモもおりません。
もうタモは諦める事にして更に上流へと、釣りに専念する事に
致しましょう。
.

2匹目もワナ君かぁ

水中動画だよ
.
小滝のかかる淵に出た、手前からと右端と左の壁際と順に探
るが何事も起らず。壁にポッカリ凹みがある、そこへ投げ込ん
だ刹那 ジャバ!水飛沫が舞った。

姿は見えず、まるでヤマメのような素早いライズ。
クンと合わせたがグググーー、強い引きは尺ものに違いない。


目盛りが読めないけど読んでね

ハリスは0.8のまま、タモも無し。
そんな事って想像だけかと思ったが、実際起るのだ。
(日記に書いていないがこれに似た出来事が、リベンジ果たせ
たら書きましょう)

少し遊ばせて弱るのを待つ、ギュンと引かれるとバラシの不安
も横切るが仕方ない。ヒットした凹みが流れが穏やかなのでそ
こへ誘導し、じかに手で掬う。テレビで見た事があるが、こんな
事始めてだぞ。

尺には足らないと見えたがメタボでずっしり、メジャーを当てる
と29cmである、泣き尺。
.

マクロで動画撮ってしまって、ボケ抜き出し
.

手で掬うのだ
.
釣りに入ってボーズでノーカン、かと思えばタモを探しに入っ
て泣き尺岩魚釣った一週間の出来事でした。
良いのはこの辺りからなのかと先へ登ったが、全くアタリも
姿も見る事無くH1000mを越えたので引き返した。

さて翌日も釣りの予定だが、タモ無しではいけません。
宇都宮まで戻って釣り道具屋へ、小ぶりだが¥1.890で
ランディングネットを売っていた。*/意外に安〜そして・


9月10日

素晴らしい渓流が在った

宇都宮からなら那須でも日光でも行けるのだが、那珂川水
系の狙いはまだ増水が引いてない。N沢近くで地図に無い
が林道が奥へ入っているとの情報と、その沢にはイワナも
岩魚も居るとの噂がある。

二時間も歩いて辿り付いた、渓相抜群・魚影無し。。
もっと奥なのだろうか、へろへろで引き返したのだった。


素晴らしいのは景色だけか
.
ところで竹ダモ、車の後部の変な隙間に入り込んでおりま
した。*/おい老い〜
何故ザックから出てしまったのか、何故あんな隙間に入っ
てしまったのか、分りません。
予備があった方が良いのではあります。

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