途中の人造湖、行きつ戻りつ

2008年(24回目)8月21日 鬼怒川水系へずり沢、一年振り。

次の行き先を決めるのも楽しいもんですが、単独で気まま
な釣りをしているから、その決め方も気ままである。そして
自然が相手の遊びだから、天候で予定が狂ったりは茶飯
事でもあります。

今回は7日に大物をバラシた風の谷へ、尺岩魚を写真に
収めたいと決めて出発した、・・・のだが。当日の日記はさ
りげなく書いているが実はかなりのショックだった、のだっ
たっ。


イワナポイントがあふれてる                   平水だとイワナが見えるのに(昨年)
.
しかしイチかバチか、尺かボかみたいな釣りは、らしくない
のでないのか。毎年行っているのに今期まだ行けて無い
川があるではないか、戻り沢もへずり沢もあるではないか
と。
ハンドルを右に切って尺岩魚の実績川である戻り沢に向か
った、しかし山は白く煙っている。7時半に仕度を済ませて
歩き始めると雨、しとしとピッチャン大五郎は引き返す。

ならば方向を変え、少し以前の尺岩魚の谷、高巻きへずり
沢へと車をゆっくり走らせる。どちらも鬼怒川の支流だ。


ポイントが、かぶってつぶれてゾっとする
.
こちらは降っていないがやっぱり空は暗い、仕度を済ませて
歩き出すと・・・又も雨が。すでに8時半だが、拝一刀雨嫌い
なのね。
今は何処へ行っても雨だろう、どうしよう。
考えているうちにおじさん眠くなる、うとうとしていて目が覚
めたら雨止んだ。

10時過ぎに久振りの渓へ降りると増水している、予想はし
たがかなりゾっとする。それでもここで遊ぶとと決めました、
格闘になるかもと覚悟を決めました。
昨年の4/5にも岩魚を釣ったポイントには流れが溢れてい
るではないか、上流へ急ぎましょう。

 
ボ記赤字解消22cm程度                     漢字で書ける体格優良
.

一時間が過ぎて一匹目が釣れた、以前にも魚が毛鉤を追
った場所だったっけ。22cmはあるからボ記解消には上出
来、と一安心の増水の渓流いとおかし。

更に一時間ちょっと、流れの大石の裏に増水ならではの溜
まり。ピントきたのだ、投げ入れた毛鉤の着水にすかさず浮
いてきた。ピシっと合わせれば強い引きにやっぱりね、言う
よねー。*/
この頃には晴れて太陽の下、緑の木陰でランチタイムのお
にぎり・あんぱんむしゃむしゃと。

 
ワナも居るわな                           中間サイズかな
 
.
かーいいワナサイズも混じったがイワナと岩魚が釣れてき
て、こんな事ならもっと早くに良い時期に来ればよかった。
でも確か春に来たのだがフライマン二人が入渓するところ
で、ガッカリ川変更したのだったっけ。

ここは案外行程が長く滝もいくつかあって変化に富んだ渓
相が楽しい、ヤマメが混じるのも意外性があるって面白い。
しかし今回は小判マークが見えないのは何故か、居ない
方が普通なではとは思うけど。
.
 
いい色してる岩魚君                           最後は愛嬌サイズかな
.
なんだか寒いと思ったらまた雲ってきた、それもそうだが滝
だった。そうだ特徴的な滝があったんだっけ、滝写真集13
番「滝と湧水」の滝がそれです。*/大サービスか
高巻きして上に出ると下からは分らないが二段滝であるこ
とが分る、釣り場はまだまだ続くのだ。しかしすでに3時半
を回ってしまった、雨止み待ちで出足が遅かったから。

4時になった時点で引き返した方がよかろう、一昨年に大
物と遭遇したポイントはもう少しのようにも思えるが。いや
下だったのか見落としなのか、ボケおじさんははっきりしな
いぞ困ったもんだ。


上からみると二段滝
.
帰りの踏み跡を探す、ここは踏み跡率20%くらいと思って
いたが・・・あった。少し高い位置におぼろげではあるが続
いてる、これは使えますですね。何と三回川を渡ったがほ
とんど川岸を歩かずに戻ってこれた、ほぼ100%!の大
発見だ。
車を走らせながらTVの映りの良い所を探す、ソフト決勝だ
上野は凄い。

                          次の日記

             {08年日記メニュー