2008年(16) 7月10日 鬼怒川水系、J沢情報沢

前回にひょんな事から戴いた情報二箇所、一箇所は大きめな沢
でいかにも有望だが訳あって来年のお楽しみとしよう。今回は小
さい方の沢を探索する事にした、有望な情報に違いないのだが
過度の期待は禁物でしょ。
おひとつ漢字で書けたらそれで万歳と、謙虚な心持で参拝?
させて戴こうではないか。


森と林に囲まれて、静かに眠るか
.
「目印がある、踏跡をずっと辿る」と言う事でフムフム成るほどと
納得した、そして現場へ10時着。
出かける気は無かったのだが、朝になって予報が「時々小雨で
明日が晴れPM時々雨」。来週が雨模様なので急遽の出発にな
ったのね。

目印を見つけて林に入るとなるほど踏跡が、斜面を斜めに下っ
て辿ってゆく。林は森になり笹薮の中で不鮮明になり、そして二
手に分かれてしまった。
少しは分りやすい下手を選んで進む、・・・。・・・。
.

黒きくろ木
.
一時間ちょっと掛けて沢を尾根を3つ越えて、汗を拭きながら崖
から身を乗り出すと眼下に沢が流れておらっしゃる。
その上流に見てはいけない滝。
両岸が直壁で登れない滝の脇に出てしまった、しまった。

滝の手前には高い尾根と急な沢があり、目指す沢には届かない
のだ。


水分補給して

もっと上から、尾根壁の上から回り込めばよいのだがそこからは
急斜面で登れない。そんな所に足跡がある、同じ思いでさ迷う人
が居るのです。

諦めて引き返すがこれも斜面をさ迷う事になって、車に辿り着い
たのは更に一時間後だった。
車で渓流弁当を食べる事になってしまう、食べながらもう一箇所
の目印が気に成ってもう一度アタックする気に成っていた。
*/よせばいいのにね


雨宿りが出来る
.
100mくらい高い位置から林へ入ると今度も踏跡がある、こっ
ちが本命かも、そうに違いない。だがしかし、使いたくないしか
し、かしかし。
目指す沢の滝が見える所まではたどり着いたが、蟻地獄の様
な枯れ沢の先の手掛かりの無い尾根に接近できず。
幻の沢目前でギブアップ。

当然ながら今日は川に出ていないからボではない、ボにも届か
なかったとも言えるのですが。


白いのが滝の下部
.
再度訪れるのかどうか、挑戦するならしっかり検討し地図と
磁石を用意して挑まなくてはなりません。
まだ3時だが今日はこのままゆっくり休んで、明日にそなえ
ましょう。開拓の川はどんな所だろう。*/懲りてない

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