2008年(12回目)6月14日 日光、くずれ沢 尺岩魚の実績があるポイントに出た、この渓では二番目に大きな 淵である。少し距離をおいて静かに様子を伺う、ここではライズが 無いと釣れないという経験があるからだ。 大きな落ち込みからの流れの筋に泡粒が流れていて、その幅30 cmくらいが食い筋である。 ジャポ♪ 意外に手前、流れ出しの肩口近くで反転したのが見えた。ヨーシ。 |
ここはあまり知られていないと思うが、今回も土曜日だからやっぱ り暗いうちの出発。その甲斐あって車止め着は六時の一番乗りを 果たした。さて歩きましょ、入渓点までは一時間以上も歩かされる 遠い谷なのだ。 さて最近巻いて実績がある薄茶の毛鉤で肩口の先へ、二回投げ たが上流からの風で芯を外れ三回目で先へ乗った。イワナがヒュ っと浮いてジャポ!、しかし空振り。 風の合間を待ちながら時間をあけてキャスト、やっぱり出るが食わ ない。それから3回見送られ、その後は出なくなってしまった。 |
毛鉤を交換しながら少し休ませよう。見限られた時に使うのは小ぶ りに巻いた黒、代打でかなり実績を残しているのだ。 流れを見るとまたライズしている、狙うがしかし又も見限られてしま った。駄目か・・・。 っとその肩口近くのポイントの1mほど先で大きなライズ、そっちの 方が大きいぞ。身をかがめたままその分前進して水中を・・確かに 大きいのが揺らめいている。 キャスト・・・風で届かない、次は左へずれた。 キャスト・・・筋に乗った、ジャポ!岩魚が反転してピチッ!?。 切れた。 |
薄茶に戻して漢字、典型的な流してカポっと釣れてんから
やっと合わせたのが合わせ切れ、でかかったのになんてこった。 縁の切れ目か縁が無かったか、宴会は延期か。エーン*/泣いてる 早いけどオニギリ食べよ、アンパンも食べちゃお。 下流を眺めても誰も来ない、30分以上もここに居るのだけれど。 今、全ての楽しさを一人占めしているのだ。 ここまでに24cmと25cmを釣っている、数は出ないが漢字サイズ が感じ良し。最後に更に大きいので終わりたいもんだよな、毛鉤は 何を使おうか最後の赤茶に託しましょう。 キャストは風に戻され最初の肩口先に着水した、フワッとでてパク! 予定外で食った、っがすっぽ抜け。 ”ガッックシ” |
気を取り直して先のポイントを狙う。 毛鉤を咥えたままの岩魚は消えた筈だが、少し先に岩魚が見え る。風の緩むタイミングをはかってキャスト、筋から少しずれたが 波に揺られている。振り直そうかと思ったその時・・・ジャブン!。 魚体が反転、合わせが遅れたか?ギュン、ギューーン#。 引く、強烈に引く。 バレないでおくれ・・御願い。 尺だと思ったが28cm、泣き尺泣きってか。体格の良いやさしい 顔の牝岩魚さん、お仔さん沢山産んで育ててね。 通らずを巻いて上流へ向かう予定でいたのだが、巻きも厳しいし 尾根への戻りが更にキツくなるから、今日はここまで。 |
車に戻るとへろへろだった、このところ川まで歩かない所ばか り行っていたのが体力・脚力を減退させたのか。・・歳*/ 「禁煙」 この時の疲労感で決断した、この先も渓流を続ける にはタバコは止めよう。せっかく空気の綺麗な所へ行くのだか ら、禁煙してみせる・・・必ず。 カーラジオが岩手宮城地震を伝えていた。 次の日記 {08年日記メニュー} |