2008年(11回目)6月07日 鬼怒川支流の支流、四ノ沢。

このところ降ったり止んだり寒かったりの不順な天候です、そし
て土曜日だけが洗濯日和との世間の一致した見解が公表され
た。「居酒屋タクシー」などという初耳の不祥事とともに。
そうなれば土曜といえど貴重な晴間を逃しちゃいけん、まだ暗い
内に出発したのでありました。

日光のこの沢はまだ二回しか入った事がない、昨年とその前と
今回三年目で三回目となる。今回も歩かない川だから数も形も
期待薄だけど、膝の様子をみながら鍛えながら。


一昨年の3倍くらい増水、もっとか
.
土曜の貴重な晴れ間、ということで充分に用心してからに六時着、
小沢で道も無いから先行されたら諦めるしかないからりん。
こういう時は一所懸命、なのね。

しかし予想以上の増水でこれは駄目かも、しかし折角来たのだか
ら遊びましょ。最初の滝を越えてからと思いつつも流れを歩けば竿
を出さずにおかりょうか、前日に追加で巻いた茶色の毛鉤でてんか
らりん。
落差がきついから増水するとポイントがあらしめへん、急流を避け
て岩陰の瀞、・・・カポ!。
ワナ君、簿記赤字解消ね。

 
とりあえず簿記解消                          勝手に滝2と命名

2つ目の滝を越えたところで二つ目が釣れた、いくらかは大きい。

通らずの巻きがあってそこからが本命になるようだ、幾つかの滝の
沢が別れて流れが少し落ち付いて7寸程度が釣れてきて。

とは言っても五匹目が釣れたところで上の滝に届いてしまった、昨年
はその滝の上からはアタリが消えたのだ。今回はそこんところを今
一度確認し更なる源流にアタック・チャンス!か?。
ただ今10時半、ともかくAM中は上に向かって前進いたしましょう。


 
通らずを巻いて                            なかなか良い


少しは大きくなってきた                          数もまあまあ

滝の上は更に登りがきつくなる階段沢、それでも踊り場的にポイン
トが幾つもある。くもの巣もひどくなるから人は少ないに違いなく、
期待を胸に妄想いだいて毛鉤を落とす。・・・、登る。

岩を登ったところで倒木の下にポイント、くもの巣をよけて毛鉤をポ
トリ。・・・、また登る。

小滝の下の壁際、居ないはずの無いところ・・・ところが居ない。
またまた登る、御疲れさん。

  
此処は居るでしょ                         やっぱり
.
あの滝からはきついからお魚さんも上がっては来ないに違いない、
っと今更ながら思い至った。予約のAM12時になっていないがここ
までで、おにぎりランチといたしやす。

さて引き上げましょう、下りの方が危険が危ない膝にもかかる。
歩きっぱなしでは疲れるから時々ポイントをけばりんこ、ワナサイズ
が釣れてきた。さっきはお返事なしのポイントだったのに。

しかしこんな峡谷をよくぞ登ってきたもんだ、必ず有るはずの鹿の
足跡さえ見つからないのに。


1cmもない花
振りながら2時間ばかり掛かって下の堰堤まで戻ってきた、今回
もかなり疲れまひた〜。けれど膝がほとんど何事もなくて、これは
夏に向けて嬉しいのだよね。

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