2008年(6回目)4月22日 鬼怒川、くずれ沢(靴デビュー)

3月に渓流用ではないけどフエルトソールのシューズを買った、
バカ長ウェ−ダーを買った時に目に付いた物。ネットの小遣い稼
ぎが儲かったもんで、¥○,980なら安いかもと。貧乏人*/
これを見た時に「あの渓へ行く場合には」とピント来たのだ、歩き
が長いのとほとんど水に浸からない渓が3箇所は思い付く。そ
んな場所へは歩きやすい沢登シューズを使っているが、但し滑
りやすいのが欠点だった。

水に入らなくっても飛び石の渡渉や落ち込み脇では、ぬめった石
や苔の岩場を乗り越えなくてはならない。だから底がフエルトでさ
えあればどんなシューズでも、と常々思っていたのだ。


流れの側に木立なども無し

さてその安物のシューズの出番が来た、今日の渓は歩きが一時
間半もある。そして渓流は、石と岩場の間を縫って流れるからほ
とんど水に浸からない岩魚オンリーの遥かな谷だ。*/青島ダ!

先週の荒しの後はどうなんだろ、増水が収まるを待ってのお出か
けとしたのだが同じ思いの先行者が心配でもある。車は無い、
では歩きましょうテクテクてくてく、かなり軽くて歩きやすいね。
意識的にゆっくり歩いたつもりでも、渓に立ったときにはかなりの
汗だった。8時丁度、一息入れてさて振りふりしましょ。

 
岩と石ころばっかりで釣り易い、釣れないけど      

少し増水、しばらくでイワナが毛鉤を追って出た、!横向いた。
その上も出るには出たが食い付かない、摺れちゃったのかな。
フライ用の毛鉤に替えてみたが同じ事、随分だよね。
するとくっきりした足跡がある、フエルトでなくギザギザのソール
だ。やはりこの谷は普通の渓流装備でないほうが、と考えるの
だろう。

脇の深みを狙った、スっと出たがコツっと当たってすっぽ抜け。
場所を変え毛鉤を替えて、あーか・こーかと思考錯誤だが掛か
ってくれません。それでもイワナが出るには出るから面白い、っ
てのは負け惜しみか。そして11時。

 
やっとこさっとこ御待ちかね、漢字で書けるのがGoo

大き目の落ち込みの淵に出た、ここは岩魚の実績があるP。
てんから毛鉤に託して流れに乗せる、ガポっと来たやっと来た
んだ。ギュンと引く手答えがなんだか懐かしいような、タモ枠
いっぱいの9寸サイズに日光り。

気を良くして少し戻りましょ、先ほど岩魚が横向いたポイントへ、
黒ビーズで再挑戦だ。今度は食った!が、カツと手応えだけで
すっぽ抜け。
そしてまた上流へ、そしてまた横向かれとすっぽ抜けで遊ばれ
た。どうかしてるぞ。


かたくりこのかたまり
.
もう2時になってる、岩魚一つで終わりかよ。
急流の脇の巻き返しに打ちこむ、いきなりって感じでガボっと
来た。ギュンと引きこむのは尺か?いや待ちどおしくての思い
過ごしだよ。
それでも26cmの手応えは中々のもの、複数になっていかっ
たし、結局楽しめた。*/横向きにも前向き


これもいいサイズだけど、今日はこれまで

GW前にこんなにもスレてしまうとは、結構人が入っているの
だろうか。つり難くなって大きく育つって事になれば、それも良
しとしよう。
新シューズは場所を選べば使えるね、次度の出番はあの上
流の苔の谷になるだろう。

                            次の日記

             {08年日記メニュー