2008年(4回目)4月03日 鬼怒川水系、くずれ沢
写真はExifデータ付き、時間経過もお楽しみ

     

このサイト内の滝写真集の中に知っている滝がある、とメールを
頂いたのですが、どんな事でも内容に付いてご連絡を頂くのはと
っても嬉しいものであります。
滝の写真の90%は栃木県内ですから、「おっあの渓へも行った
んだな」と思われる方がいるでしょう。しかし「まず分る人は居な
いだろう」と変な自信を持っている?滝も幾つかあるのでありま
す。

今日の渓流にも滝が在るけれど、何処にでも滝は在るにはある
けれど写真集には有るのかな。?

  
釣り始めて10分で一匹目                その20分後

誰も居ない空き地に車を止めて林道を歩く、すでに9時を回って
いるが先行者は居ないのかも知れない。晴れてはいるが曇も流
れて暑くも寒くも無い感じ、そして踏跡を辿って渓流へ。
その時キャーンとかん高い泣き声が、キャーイーンでは無いよ。

ここで鹿の危険信号と言う事は一番乗り確定模様、今日は期待
して下さいまし。渓に出てみると足跡はあるが何日か前のもの、
空を見上げそよ風程度のそよぎを感じながらタモを腰にぶら下げ
て竿を出し、てんからりん。

一投目からイワナが追ったが食い付かない、最初から毛鉤を替
えるほどの型ではないようだし。深みの少し穏やかな流れを狙う
と、ジャボ!。

 

最初ッから漢字で書いても良さそうな型、嬉しい〜。
毛鉤にフッと息を吹きかけて次のポイントへ、と間もなく二匹目
が掛かる。浮かなくなった毛鉤を交換してその先へ、と間もなく
3匹目が掛かる。

こうなるとワナサイズは釣りたくない、などと贅沢な気分に成っ
てしまっているのか、オイお前。。
しかし雪代なのだろう少し濁っていてお魚さんが見えにくい、容
易に選別は出来ません。といっている間に4匹5匹と掛かって
くる、でかいの掛かってこい、繋ってこい。

 
 

 

黄色の荷造り紐も毛鉤の材料

御なじみのリリース動画も撮ってしまう余裕の良き日ではあるが
、そこで一大事発覚。デジ亀バッテリーが赤信号、コントになら
ない赤信号。二回の釣りはこなす筈だが前回も動画を幾つか、
今回三回の動画で使いすぎたのだ。

そうなると上の良型ポイントでの尺岩魚までは何とかもってもらい
たい、すぐにあがってしまう事は無いだろうけど。
そんな事にはお構いなく6匹7匹と釣れてくる、その次の細かい
二匹は撮らずにリリースしたりして。

 
少し濁ってる
.
午後にパラパラと雨が落ちてきた、風が吹くと寒くセーターとW
ブレーカーを着込む。

さて尺岩魚の実績ポイント、そんな心配は要らなかった。有りが
ちな無駄な心配老婆心だった、った。
それでも本日一番の大きさが掛かってくれたのだから、思いが
けずのつ抜けも達成したのだからご機嫌さん。
今時にテンカラでこれだけ釣れるのはたいしたもの、と言いたい
けど運が良かっただけの事なりき。

 
最後のイワナ 14:57

枝の先には小さな新芽がふくらんんではいるが、まだ渓に
緑は見えない。渓流では今期まだ花一輪も御目にかからず。
新緑が谷を彩る頃にはテンカラも振りにくくはなる、けれど
あの鮮やかな清々しい季節ももうすぐそこなのだ。

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