2007 釣り日記 27 8月26日、鬼怒川水系、新規開拓なのだ . |
新しい渓流を見付ける事の楽しさも渓流釣りの醍醐味のひとつです、 今月に入ってからのN沢とO沢との出逢いもそう言える。2〜3匹釣れ ればOKのハードルの低さ、ッてこともありますが釣果にあまりこだわ らない気楽な釣りは昔からだもんね。 がしかしN沢もO沢も小さな沢だった、今度は大きめな川の新規開拓 に挑戦しようではないか。 |
青い空はいい気持ち
ここの水系に岩魚が居る事は知っている(ここで無く?)、なればその 水上にも必ずや美しいお魚さんがおわすに相違なかろう。 珍しくも日曜日だが、そんな場所だから他人に出くわす事も無いので はと。 林道から踏跡に入る事は知っていたが途中からその跡も雑草に紛れ てしまう、それでもよく探すと切れ切れだが続いていた。 H1000mのその辺りにマイ・コンビニを設定して先を急ぐのだが、これ は後ほど明らかとなる。 . |
川に出るまでに二時間が経過していた、大きな堰堤に辿り付いて一 息いれましょう。オニギリを食べソックスをネオプレンに履き替え、釣り の支度を整えイザ入渓せり。 先ずは堰堤を越える、堰堤の上はザラ場だが流れはあった。ザラ場を 進むと同じ作りの堰堤が見える、これも越えてしまうしかない。 二番目の堰堤を越えて進むと石が大きく、良さそうな渓相になって・・・ その先に又も堰堤が見えるのだ。 竿を出す間もなく三基目の堰堤を越えさせられたのでありました。 |
幾つかの堰堤が在る事は覚悟していた、負けるもんか!、ここは先 が長い深い筈だから。 結局に四基目の堰堤をも越えて藪を抜けて渓に出る、3m程の滝が 現れた。やっと渓流らしくなったのだす〜、あー疲れた。 滝を巻いている踏み跡を登ると滝の上も急斜面で、流れは藪で見え なくなる。滝を見送って登ると大きな壁となり川は消えうせてしまう、 いったいどうなっているのだろう。*/???? ここは直接滝を登って流れを確かめるしかない、じかに流れを辿るし かないだろう。 |
崩れやすい滝の脇を草木に掴まって登る、場所も高いが日も高く風 も無く汗がじっとり。登り終えて流れで顔を洗うと冷たくって活き返る ようだ、そのままゴクゴクと喉を潤した。 さて流れは・・・そこで消えているのだ、伏流してその先に川は無い のだ。 石と岩とが重なって藪の先は森となって、私は今何処に居るのでし ょう・・・。*/??? すごすご、スゴスゴ、すごく無い。 狐にツママレながら引き返すのでありました、長い帰り道を引き返す のでありつらむ。 今回は「ボ」では御座らんよ川が無くなっちゃのだから。 開拓に失敗はつきもので、それも楽しき渓流の自然の仕業。 |
一時間以上下った所で一休み、朝に設置したマイ・コンビニを探し ます。パンとジュースとチョコレートを藪の倒木の陰に隠して置いた のです、踏み跡を間違えたらそれっきりだけど。 さて、何処だかお判りの方がおられるでしょうか、ここがどうなって いるのか教えて頂けたら幸いに思います。 明日は何処へ・・・。 次の日記 |