2007 釣り日記 26
8月17日、三日目、
8日のN沢へ再訪
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渓流釣りとは、まっこと不思議で面白いものであります。
大物釣ったりバラシたり、小物掛けたり走られたりと同じ事は絶対に
起きないのです、当たり前。

そして思い出すのが8/01から三回連続している下流の摺れた釣り
残しである、そんなのは当然ながら好い型してるし。ようし今回は摺
れた釣り残しを狙いに行こう、三日目で疲れてもいるからそんな遊び
方も良いでしょか。*/おかまいなく


減水?これで平水?

と言う事で8/08に開拓したN沢へと向かうのだが、途中で知ったる
渓流へ寄り道。入ってみたが足跡ベタベタで反応・ご返事など全くに
無し、影も見ずに退散いた惨。*/写真無し

そんな事でN沢着は11時を回っていた、踏み跡を辿って渓に出たと
ころでランチタイムとする。そしてあの落ち込みをいかにとぞ責め落
とすべきなるや、毛鉤の洗濯をいかにとやせん。*/古文か!
レギュラ−のでかいエルク・カディスでは、まずもって相手にされない
のは分っている。同じハリだが昨日に働いてくれた黒い毛鉤に特攻
を命ず、果たして・・・どやさ。
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瀬は無い、落ち込みだけ
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水量が少なくなって落ち込みが細くなっている、そこへ静かに黒毛鉤
を置くように。っとそのとたん。
溜まりの底を∩弧を描いて黒い影が走った、大きな岩魚はそのまま
岩陰に消えた。ただ置いただけなのにである、幾ら何でもあまりの
用心深さに唖然としてしまった。

今の岩魚はデカイ、前回の掛け損なったのより明らかに、尺ッ上な
らざる。前回の掛け損ないは25cm前後だろうが、その下手に小型
の餌待ちも居たからここには三匹は居る事になるのだ。

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黄色くないホトトギス(これが多い?)               これは分かりません
.
と考えつつ見てみると下手にやはり小型のイワナが餌待ちに出て
居たのだ、釣れればそっちでもいいか。
標的を小型イワナに定めて緩い流れに乗せる、ゆっくりイワナの上
を通過する。無視された孤独な毛鉤はそっと御引取り願い、前回の
帰りに買っておいた300円フライに交代させる。
15番くらいだろう、白いフライも流れ去ったが興味は示して少し浮
いた。
今度は小さく震わせて・・・イワナは更に接近、スっと浮いてパク!。
ガン・・・グググー、意外に重いビックリ・ズン。
.

小物にあらず、あらズンとき


ここのトップサイズでは無い筈
.
漢字オーバー26,5cmもある岩魚だった、水中では小さく見えるが
上手から立て位置で余計に小さく見えたのだ。これもこんな場所で
はすんごく大物、ことのほか喜んでる。
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それから上流へてんからりん、しかし水が少ないから落ち込みしか
狙い場所は無い。三角スポットに毛鉤を落とすとチャポンと、ワナと
イワナが釣れてくれた。

しかし気に成るあの最初の大物、しばらく遊んで戻ってきました。
一昨日に働いてくれたガン球付きの黒毛鉤がそのままある、特別
攻撃を任命して落ち込みに沈めた。
っと、又も黒い影が∩スーっと走って元の岩陰に、御隠れあそばさ
れました。

チビだしボケだし


少しはましか

渓流釣りってやっぱり面白い、釣れたり釣れなかったりが今更なが
ら楽しいと思う。
思えば6/13に尺を釣ったがその後三回も続けてひとつづつしか釣
れなかった、ばかりかそのあとはボが二度続く。どうなる事かとこの
まま釣れないんじゃないのかと。

などどいいますが、実際には釣果はさほど気にしておらんのですよ
渓流で遊べたらそれで良いのです。

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