2007 釣り日記 23
8月8日、新規開拓、T沢・N沢
(鬼怒川水系と支流)
.
シーズン半ばを過ぎるとおよその予定した渓は入渓済みなのではな
いだろうか、そのせいかこの時期になると新規探索に向かう事もよく
あるような。
以前はよかった幾つかの川が駄目になっている事でもあり、今回は
開拓に赴くべく北へ向かう。
先週のS沢の地図を見ていたところ付近に渓流発見、発見ってのは
大げさでしょ、地図にあったのだし。


これがT沢なのだね

川沿いのその道を何度か行き来しているが、川の向こう岸に入って
来る支流があるのを見落としていた。極最近になって発見したように
気が付いたのである、そうなると直ぐにでも探索したくなってまう。

7日、探索T沢
実は前日7日の昼前に急遽のご出立となった、思い込んだら命がけ
みたいに探索に。
沢沿いに下って合流点へ向かう、当然ながら合流手前で藪を分け少
しでも近道して目指す沢へ。良さそうな渓ではないか、しかしながら
発見が遅かったのではないだろうか。
.
 
上流は細くなって、生き物はゲロゲーロ
.
かなりクモの巣がはびこっているが、肝心のポイント上は掃われて
いたりするから最近責められているのだろう。
午後だし先を急ぐと小型が二匹走った、其の先の堰堤下に漢字ら
しきが見えたが逃げた。これも下流の摺れ残りだわ。

小沢だが藪ではなくてんからりんと振れるのが好い、水もすこぶる
綺麗で気持ちい。ポイント一振り程度でどんどん登る、支流が分か
れて小さな谷模様だが当たりは?外れ。
右手の支流の方が本流だったかも知れず、来シーズンの春にもう
一度訪れたい思いが残る渓流ではありました。

8日、開拓N沢

ポイントか、まさかア〜
.
コンビニで一夜を明かす、夜は涼しくて寝袋を広げて翔けたくらい
だった。1時間ほど走って開拓のN沢近くへ、ここも小さな沢と判
っていたが以前から気に成ってはいた。

下流は渓へ降りられないから、上へ上へ周り込める場所を探す。
地図で予想をたてた方から藪を漕いで進む、と・発見!(又かい)
谷底へ降りるらしき踏み跡、あるのですよ。
踏み跡には嬉しさ半分、残念さ半分弱だったり、残りの弱は結果
しだいか。
しかし水さえ流れていればまさかと思うような川へも入る、のが
やっぱり釣り人の執念・・・。


蕾をよく見るけど、綺麗に咲いたのは

渓に立つと予想通り流れは細い、お魚さんが御住まいとは思い難
い流れであります。しかし枯れていなければ望みが絶たれたとは
言えない、落ち込みのプールも有るではないか。
そこで始めて竿を出した、毛ばりはレギュラーの黒ボデカディスが
結んだまま。
泡の際へ軽い振込.み・・・フっと岩魚が唐突に。
咥えたか?、しまった!、鼻先をかすめて毛鉤は天空を飛ぶ。

いかにも突然の出来事でドギマギー四郎、*/審司にネタもらう。
.

20cmメタ簿、メタルボディ

8寸あるかな、

上流の方が水量が多くなって良さそうだが、砂地に古くはない足跡
がある。それでも岩のエグレで飛び付いた20cmと狭いザラ場で沈
めた毛鉤に食い付いた24cm、残るは下流の釣り残し・・・。
静かにしずしずと百円毛鉤をポン、フっと追って鼻先でチョンと突付
いて潜って消えた。

                  次の日記

07年日記メニュー