2007 釣り日記14
6月6日(水)、K沢ちょっと好い渓に・出あった


意外に大渓流みたいな

以前から知ってはいたけれど何故か訪れたことが無かった、入り口
近くまでは行った事があったのだが何故かそこまでで終わっていた
渓流。
車止めから程ほどの歩きであっけなく川に出た、って地図を見ている
のだから解っていたくせに。まずはザラ場で意外に水量は少ないよう
に思いつつ、少し登ってカーブを曲がる。突然のように大岩が出現し、
落ち込みが連続する渓流が始まった。
水量が倍増したかのように岩をうねって溢れ下る、その水は水量に
も関わらずきれいだな。


写真ではスケール感がいまいちだが

大きな支流の下流部らしいから水色は期待していなかった、さに非
ずで少し緑がかってはいるが、返って良きおもむきなる。果たして岩
魚は居るのだろうか、釣り師にとってはそれが肝心だ。
なのだがこんな所なら一匹でも釣れたらそれで満足。*/ホントか
いや、釣れなくっても泳ぐ姿が見られたらそれで満足!。*/ットカァ

そんな気にさせてしまわせる雰囲気がここには在る、もっと早くに
訪れるべきだった。

予報が外れて薄日が差して、それも気分を良くしてくれて、後はお
魚さんとのご対面なるやかもや。
 
 
いくつかの大淵、お魚おらん                  居てくれたのだね
.
しかし、お魚さんが見えません。
居れば必ず見えるはずだよなー、大小の淵あり・小滝あり・落ち込
みも有れば静かな瀬もある。但し、昨日と思われる足跡が一人前
分クッキリと、この人釣れたんだろか。?
2時間経過、時計が早い。

居た!、落ち込み下の白泡が消えかかるその深み、水面下30cm
くらいを揺らめいておらっしゃる。上下左右に動いて食事中だが、水
面には上がって来ない。
ドライでトライしてみて、駄目ならビーズを試して、駄目なら百円パラ
に特攻を命ずる三弾構えの算段。*/
・・・軽く振りこむ・・水面の早い流れに毛鉤が流れ去る・・・イワナが
反転して追う・食った!。

 

 
水色を映したよな、きれイワナ

それから1時間経過、2匹目のイワナを釣ったのだが何故かポイン
トを覚えていない。*/ヤッパリ痴呆
ただドライに無反応でそのまま沈めた、とたんに向こう合わせで掛
かったのだけが思い出される。
落ち込みだらけ、だから積極的に沈めたらもっと釣れたのかも。

それと立ち木が迫っていないからフライ師には絶好だ、餌とFFに釣
りまくられた跡か、ここではてんからが一番中途半端か。*/言い訳

「泳ぐ姿が見えたら満足」とさへ思ったのだから、しかも2匹も釣った
のだから幸せだ。
ここもゴミが見当たらない、探しながら歩いたくらいだが・・あった!、
コーヒーの空き缶一個、珍しく拾ってしまった。


うわ〜〜、突然の・滝

美しい幸せの渓は突然の終結を迎える。
峡谷の壁の間から真っ白の滝が見え隠れしている、かからず壁に
囲まれおりて獏音は届く事あらず立ちはだかる。突然に渓流は遮
断されしそろ、音も無くあっけ無くにて。

                次の日記
                   

07年日記メニュー